横浜のゴスペルクワイア YCCゴスペルラヴァーズmamaの日記♪

先週は、新約聖書の「使徒の働き」の2章
今週は3章に入りました。

2章は、イエス・キリストが天に昇った後、弟子たちは一同に集まり、
聖霊の降臨を受けました。
聖霊が彼らに火のように降り、彼らは他国の言葉で語り始め、人々に
神の言葉を伝えました。
これにより、3000人以上が洗礼を受け、キリスト教の初代教会の
始まりとなりました。これをペンテコステ、聖霊降誕日、聖霊降誕祭、
ご旬節と言い、現代も各国で、イースター(復活祭)から数えて50日目に
祝われています。

1 五旬節の日になって、みなが一つの所に集まっていた。
2 すると突然、天から、激しい風が吹いて来るゆな響きが起こり、
 彼らのいた家全体に響き渡った。
3 また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上にとどまった。
4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、
 他国のことばで話しだした。
5 さて、エルサレムには、敬虔なユダヤ人たちが、天下のあらゆる国から
 来て住んでいたが、
6 この物音が起こると、大ぜいの人々が集まって来た。
 彼らは、それぞれ自分の国のことばで 弟子たちが話すのを聞いて、
 驚きあきれてしまった。


ペテロは、この出来事は、旧約聖書の中で、ヨエルによってすでに
預言されていたこと、また、ダビデの言葉を用いて、人々に向かって、
イエス・キリストの死と復活の意義を伝えました。
人々は悔い改め、洗礼を受けました。

46 そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、
喜びと真心をもって食事をともにし、
47 神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を
仲間に加えてくださった。


3章は、ペテロとヨハネが、神殿の「美しの門」で足なえの人に
声をかけられ、彼らは、彼に対して金銭を与える代わりに、
イエス・キリストの御名で彼の足を癒した。という奇跡の
出来事が書かれています。

この出来事に驚いて、おいぜいのひとが回廊に集まっていました。

12 ペテロはこれを見て、人々に向かってこう言った。
「イスラエル人たち。 なぜこのことに驚いているのですか。
 なぜ、私たちが自分の力と信仰深さとかによって 
 彼を歩かせたかのように、私たちを見つめるのですか。
13 アブラハム、イヤク、ヤコブの神、すなわち、私たちの
 父祖たちの神は そのしもべイエスに栄光をお与えになりました。
 あなたがたは、この方を引き渡し、ピラトが釈放すると決めたのに、
 その面前でこの方を拒みました。
14 そのうえ、このきよい、正しい方を拒んで、人殺しの男を
 赦免するように要求し、
15 いのちの君を殺しました。しかし、神はこのイエスを死者の中から
  よみがえらせました。 私たちはそのことの証人です。
16 そして、このイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、
 あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。
 イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で
 完全なからだにしたのです。


ペテロは、この奇跡がイエス・キリストの力によるものであると伝え、
旧約の預言者、モーセやサムエルの名を挙げて、彼らがイエスを
拒んで十字架にかけた罪を悔い改めるように呼びかけ、
信じる者は罪のゆるしと新しい命を受けることができると語りました。

聖研では、初代教会だけに限定されるわけではなく、現代でもある、
癒しや異言、奇跡など、常識では、計り知れない神のわざ、
不思議な出来事について体験も交えて話し合いました。
また、日本の宣教について、その歴史や、内村鑑三や、隠れキリシタン、
遠藤周作など話が及びました。
2023.07.03 / Top↑