横浜のゴスペルクワイア YCCゴスペルラヴァーズmamaの日記♪

日曜日の聖書研究では、マタイの福音書9、10 章を学びました。

9章では、イエス様は、取税人マタイに声をかけ、
弟子とし、町々を巡りながら、中風の人、長血を患う人を癒し、
死人を生き返らせ、盲人の目を開け、悪霊に憑かれて
口のきけない人を癒すなど、多くの奇跡を行われました。

神の権威を持って、罪人と言われる人たちと直接交わり
罪を赦し、わずらいを癒し、共に食事をする、
型破りで新しいイエスの行動と言葉に、群衆たちは喜び
律法学者や、戒律的な信者たちは、驚き、眉を顰め、
批判するのです。

「新しい酒は新しい皮袋に」と言う諺もここからです。

 17 節「また、人は新しいぶどう酒を古い皮袋に入れる
 ようなことはしません。ぶどう酒が流れ出てしまい、
 皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒を
 新しい皮袋に入れれば、両方とも保ちます。」

10 章では、12使徒の名前が挙げられ、福音伝道に出て行く
使徒に対する心構えや、教えが書かれています。

 28 からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを
 恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、
 ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

 29 二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。
 しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父の
 お許しなしには地に落ちることはありません。

 30 また、あなたがたの頭の毛さえも、
 みな数えられています。

 31 だから恐れることはありません。
 あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。

 32 ですから、わたしを人の前で認める者はみな、
 わたしも、天におられるわたしの父の前でその人を認めます。

 33 しかし、人の前でわたしを知らないと言うような者なら、
 わたしも天におられるわたしの父の前で、
 そんな者は知らないと言います。

この弟子たちが、十字架で死んで3日目に復活された
イエス様に出会い、苦難の中、命を懸けて伝えた福音が、
今、歴史を超え、私たちに勇気や希望を与えてくれてます。

この世においては、悩みも痛みも苦しみもあり、信者も
偽善や迷いや忍従や•••いろんな波に翻弄されます。

最近出版された遠藤周作さんの戯曲集「善人たち」には、
胸を抉られるような、痛みや苦しみが、炙り出されています。

決して平坦な道じゃないけど、私もポンコツなりに
最後まで裏切らずに、この道を走り切りたいです。

2022.05.31 / Top↑