横浜のゴスペルクワイア YCCゴスペルラヴァーズmamaの日記♪

ふと、若い頃にかじっていた「七宝焼」を思い出し、
ちょっと・・ゴスペルに通じる所があるなあ・・と思いつきました。

アクセサリーに多い七宝焼は、古くはツタンカーメンの黄金のマスクにも
その技法が使われていたとか・・シルクロードを通って、日本に伝わったのが古墳時代と
いわれています。
七宝は、金、銀、真珠、瑠璃、メノウなど・・極楽浄土を飾る美しい7つの宝 
銅や銀の板を打って成型したものに、糊と水で溶いた釉薬(色ガラスを微粒子にした
粉絵の具みたいなもの)また金箔、銀箔、粒状の釉薬を乗せたりして800度から900度の炉で焼く、
伝統工芸です。
単色盛りもあれば、色の組み合わせ、金箔銀箔やガラス玉:フリットでアクセントをつけることもあり、
一回で焼き上げる事も重ねて焼くこともあります。

焼き上がりが割れないために裏引きをして、それから釉薬を竹べらで丁寧に乗せていきます。
どんなに綺麗に釉薬を並べても、砂を盛ったようなもので、触るとすぐに崩れてしまう・・

型の上の釉薬たちは、まるで手を繋ぎあったように緊張感を持って、炉に入ります。
炉の温度が低かったりムラがあると、透明感、輝きのないただの石ころになってしまう。
高温で焼かれて焼かれて、その炎をくぐってはじめて、ただのガラスが「宝」になるのです。


クワイア ひとりひとりが釉薬・・だとしたら、炉の火は?

聖書には火や炎がたくさん出てきます。
旧約聖書では、神の栄光やきよさ、正しい裁き、罪に対する怒りのシンボルとして。
詩篇では、神様への情熱!ダビデのどん底からの切なる叫び・・火は燃え上がった
→そしてダビデは言いました。「主は私の口に新しい歌、われらの神への賛美を授けられた!」

新約聖書では、火は聖霊御自身を表しています。
この炎が弟子達に勇気を与え、強く世界に押し出しました。
この炎は、強く激しく限りなく深い愛そのもの。
希望を与え勇気を与え安らぎ癒しを与えます。

限りない愛の炎の中で、
私たちは、閉ざした心の扉を開いて、自分の現状をさらけ出して、
ある時は踊るような喜び、希望を、ある時は、声にならないような悲しみや苦しみ、
嘆きや、痛みや煩悶を、燃やして燃やして!!熱くひたむきに歌う!

火を通ってはじめて、私たちは変えられる。
それではじめてゴスペルって言えるんじゃないかな・・

私たちのクワイアは、神様に、そして人にも喜ばれる本当のゴスペルを歌いたい!


20代の頃、七宝焼きの講師をしていた時、長時間掛けて作った自分の作品を炉に入れて
最後の最後、炉の蓋をパタンと閉めてその風圧で、せっかくの作品を台無しにしてしまったことが
2度ありました。緻密と正反対の詰めが甘い性格・・今と変わってないのが情けない!

迷コンダクターとして、みんなが丁寧に積み上げたものを崩したり壊したり、
炎に水を差すようなことしないように切に祈りつつ・・・

いつも熱くありたい!
熱くも冷たくもないような、ぬるぬるの自己満足な歌はいやだ
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2008.03.04 / Top↑
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