横浜のゴスペルクワイア YCCゴスペルラヴァーズmamaの日記♪

ブログを更新しないと、具合が悪いのかな?と心配してくださる お優しい皆様
ごめんなさい ただのサボりです(笑)
敬老のライブの翌日 実家の神戸に行きました。
父を主治医の診察と検査に連れて行こうと、何度も起こして、やっと
着替えをさせていたら、母がベットから降りる時に転倒しオデコを強打、あそこも
ここも痛いと・・・。母に気を取られてると 父がいなくなり・・・
バタバタはご想像にお任せしますが、いつものんびりの私に、久しぶりに、4人の
子育て奮闘中の機敏な動き!?が一時的に蘇ったのは確か(笑)

母の怪我は、病院でレントゲンを撮ったら、骨に異常なく、他の打撲も大した
ことがなかったのでホッとしました。
通院やらが一段落して、「お岩顔」の母のたんこぶを、手ぬぐいの中に
保冷剤を入れて冷やしていたら、

父 「頭にハチマキしてどうしたんや?」
母 「トイレに行こうとして転んで、ココを打ったんや 今冷やしてる」
父 「転んだんか、そりゃ大変や」
母 「前向きに転んだからよかった 後ろ向きで後頭部を打ったら危なかったわ」
父 「そうかーそれで、ハチマキしてどうしたんや?リレーでもやるんかい?
母 「トイレに行こうとして転んだ ここを打ったから冷やしてる」
父 「転んだんか そりゃ大変や 痛かったやろ~それで・・なんでハチマキ
    しとるんや?」
母 「たんこぶができたから冷やしてるんや 前向きに転んだからよかったわ」
父 「そうかー   運動会か?ハチマキしてご苦労さんやなぁ」
母 「トイレに行こうと思ってつい急いだんやろな~ 打ったのが後頭部
    じゃなくてよかった~」

・・・・・・と繰り返されるこの会話  父と母の掛け合い漫才です。
お互い、ハチマキとケガと・・自分の関心のある事だけ話しているので、
何度繰り返しても気にならないみたい。
普通の会話が成り立つときもあれば、こーいうこともある認知症夫婦
結婚丸63年にもなると、娘には立ち入れないワールドがそこに!

今回は、腕っぷしの強かった父の太い腕がか細くなって、体重が私より
軽くなっていました。
ポパイのようだった堅い力こぶがなくなったのに気づいた父、
父 「なんでや・・・力こぶ何処に行った?」
私 「私がもらったよ・・ほら ココ」

腕に思い切り力を入れて、父に私の力こぶを触らせたら、
父 「お前にやったんか、そりゃよかった 人のために使い~な」

阪神大震災の時、水運び、穴掘り、瓦礫処理など 随分使ったらしい力こぶ
老人になってから始めたボーリングで、賞品稼ぎしていたのも もう昔。
門限に遅れた娘時代の私を 仁王立ちで待ち構え、道の反対側までぶっ飛ばした、
頼もしくも ちょいと乱暴な昭和の力こぶ。
父の薄れた記憶の中では、孫を抱いたこと、子育て、働き盛り、戦争もスルー
少年時代の「鉄棒の大車輪と野球」の中で燦然と輝いている「力こぶ」です。
2018.09.24 / Top↑